ワーホリで英語を習得するには

もう40歳にもなろうとしているので、20代の特権であるワーキングホリデーの情報、少し古いかもしれませんが、一般的なお話を少し。

ワーホリで人気の国はオーストラリア、イギリス、カナダなどやはり英語圏。

特に外国語を勉強していない人にとっては一番身近で、習得しやすいのが英語ですよね。

ワーホリって留学や就労と比較すると自由な分、英語習得に至らない人が多いみたいです。

私の英語力もなかなかにひどいものでしたが、オーストラリアワーホリ半年くらいで日常のコミュニケーションや雑談、ジャパレスでないレストランのウェイトレスが務まるレベルにはなりました。

渡豪前の私の英語力が

How are you?

に対して

How are you!

と答えてしまうレベル。canの過去形がcouldだということも知らなかったレベルでした。

それを、どうやって克服したのか。

それにはまず、

①ある程度の人脈ができたら、日本人がいないところに住む

②シェアハウスやホームステイでは、みんなでテレビを見る、雑談に参加するなどして、わからないことはどんどん聞く

③笑われても気にしない(じゃあ日本語しゃべってみろやぐらい強気でいく)

④毎日、その日にわからなかった単語や熟語を、日記がわりに書き留めて調べる

⑤働く必要がある場合は、ジャパレスは避ける(語学力が心配でもホテルのクリーナーやファームワークなど、飲食以外でもできることはあります)

以上が私が実践したことです。

最初は泣きましたけどね。元々おしゃべり大好きだし、しゃべってないと死ぬんか?ぐらいよくしゃべる奴ですから、大変でした。

思っていることが伝わらないつらさ。会話に入っていけないつらさ。

私がオーストラリアで1年半弱暮らしたシェアハウスは、20代後半のイギリス人オーナー、20代前半のオーストラリア人、あとはブラジル人、韓国人、イタリア人、フランス人、スイス人などの旅人や留学生が、代わる代わる暮らしていました。

ネイティブはもちろんですが、外国人のみんなも、英語はとても上手な人ばかりでしたので、リビングではがんがん英語が飛び交います。

それをなんとか必死でくいつき、それはどういう意味か?どういう時に使うのか?類語は?

と、電子辞書片手に一生懸命聞いていきました。

ほんとに最初のころは今何について話しているのかもわからず、なんの話というところから聞いていました。

ちょっと出かけるときは、みんなに置手紙を書きます。

帰ってくると、みんなが添削してくれていて、ライティングは今もからっきしですが、かなりマシになったように思います。(オーストラリア人の若い男の子は、中学校を留年したレベルの語学力で、同居人の英語の宿題を解いて確か10問中10問不正解をだしていましたから当てにしていませんでした(‘Д’))

ある日、オーナーのお母さんがイギリスで亡くなったと聞きました。しかし、彼が泣きながら早かったお母さんの死について説明してくれているのに、うんうんと聞きながらあまり理解できず。

いつも明るい彼が、こんなに苦しんでいるのに、わかってあげられないことが、すごく悲しくなり、なんとか理解できないか、それまでより、もっと必死になりました。

気づくとかなり聞き取れるようになり、気づくとある程度の言いたいことが言えるようになっていきました。

それがだいたい6か月くらいだったかと思います。

泣きながらでも自分を追い込むことが大事だと痛感しました。

もちろんワーホリは何をしようが自由です。

語学習得だけが目的ではありません。私は全く旅をしなかったので、正直後悔しています。

留学するお金はない、でも日本でしゃべれるようになるほど自分を追い詰める自身がない、ワーホリで働きながら、なんとかして英語を習得したい。

そんな私と全く同じ目的をもって行かれるのであれば、このやり方をお勧めします。

コロナが落ち着いたらぜひ実践してみてください。

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